So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
前の10件 | -

「アイドル伝説えり子」1989 [テレビ番組関連]

71bUcMRUYtL._AC_UL320_SR258,320_.jpg
〔1989年/日本/ビッグウェスト〕




芸能プロダクション「タムラプロ」の社長を父に持つ、
田村えり子に悲劇が襲った。突然の交通事故で父を亡くし、
母親は意識不明の重体となってしまった。

プロダクション存続の危機に直面し、それを機に、
彼女はアイドルとしてデビューすることを決心。

父の財産を狙う叔父である、田村項介の妨害、
次々に彼女に起こる困難の中、周囲の温かい励まし、
そしてライバルである、朝霧麗との交流により
成長してゆく、えり子。
人々の心を捉え、今、えり子はアイドル伝説となる!。




1989年(平成1年)、運命の稲妻に導かれるように誕生した
まさに「伝説」のアニメーション、
葦プロダクション(プロダクションリード)制作。
「アイドル伝説えり子」。

実際の芸能プロダクションである、サンミュージックとの
タイアップにより、アイドル歌手・田村英里子さんのデビューと
同時進行でアニメのストーリーも展開されました。

毎回番組の終わりには、次回予告編とともに、
実写の田村英里子さんが登場する「エリリンコーナー」が
放送され、コンサートやイベントの告知がされました。

ここでは視聴者からのおハガキが紹介されるコーナーもあり、
筆者のおハガキが数度、紹介された事があるのは内緒だ。

しかし残念なことに、このコーナー。
タレントの肖像権、製作素材がこの部分のみビデオ素材で
ある事から、以後の再放送、ソフト化に際してはすべてカット。
本放送のみ流れた「幻のコーナー」となってしまった。

本作の好評を受けてシリーズは第2作へと突入する。




評価 ★★★☆☆
nice!(3) 

「スターウルフ」1978 [テレビ番組関連]

5099.jpg
〔1978年/日本/円谷プロダクション〕




高重力惑星ヴァルナで生まれたヴァルナ人は
驚異的な敏捷性と怪力、強靭な肉体をもち、
凶悪無比の略奪行為を生業としていた。

人々は彼らを「スターウルフ」と呼び、全宇宙での
忌み嫌われ者であった。

地球人でありながらヴァルナで育ったケンは、
スターウルフとして悪徳の限りを尽くす。
だが、ある時、誤って仲間の一人を殺してしまう。

ケンは裏切り者として追われ、宇宙空間を逃走、漂流する…。
そんなケンを救ったのは地球の宇宙船バッカスⅢ世号だった。
キャプテン・ジョーは、ケンの正体をウルフアタッカーであると
見抜くのだが、なぜかスペースコマンドの一員として
迎え入れるのだった・・・。




1978年(昭和53年)、エドモンド・ハミルトンの原作を
意欲的に映像化し、三洋電機提供により
よみうりテレビ系で放映された円谷プロダクション制作、
「スターウルフ」です。

とにかく特撮がスゴイ。テレビの枠を越えている。
最終回における戦闘機の操演はすでに「伝説」。
誰も見たことのない画面が炸裂する。
今、これを再現するのは不可能であろう。
CGのない時代に、日本はここまでやっていた!。

「スター・ウォーズ」などのSFブームに日本が沸いたあの時代、
特撮の神様・円谷英二先生の血を受け継ぐ
円谷プロが出した答えがコレだ!。

宍戸錠、高橋長英、平田昭彦、山本昌平さん、
ついでに大山のぶ代さんといった子供番組とは思えない
実力派が画面を引き締める。

ただ、主演俳優にもう少し演技力があれば、
さらに本作は「超伝説」となったであろう・・・。




評価 ★★★☆☆
nice!(10) 

「刑事くん」1976 [テレビ番組関連]

51PcJAuBErL.jpg
〔1976年/日本/東映〕




優秀な刑事であった兄は、ひとりの少女を救うべく銃弾に倒れ、
殉職した。そんな兄の意思を継ぎ、刑事となった勝山剛。

配属された城南暑の上司、時村には怒鳴られ、
若さゆえの迷い、とまどいに揺れながらも、
日々、一人前の刑事を目指し成長してゆく姿を描く!。




1971年(昭和46年)、東映の製作によりTBS、ブラザー劇場の枠で
始まった、桜木健一さん主演「刑事くん」シリーズの最終作に
あたるのが、1976年(昭和51年)放映開始「刑事くん」です。

「柔道一直線」で一躍、お茶の間の人気者となった
桜木健一さん主演で、中断期間を挟みながら5年間続いた
シリーズを、当時東映がイチオシで売りだそうとしていた
星正人さんをメインに一新。

第1話「青春は走る」、第17話「パリより友情をこめて」では、
前作で栄転した三上鉄男との共演話は、ダブルライダーを
彷彿させます。
レギュラーには「太陽にほえろ!」降板後の浅野ゆう子さんを
はじめ、時のアイドルたちによる豪華ゲストも見どころ。

しかし、思うように人気は上昇せず、半年で終了。
後番組を再び、桜木健一さん主演の「パパは独身」に譲り、
「刑事くん」は終焉を迎える。

この両作に共通している出演者がひとり。

後に市議へと登りつめ、金銭トラブルから金融業者を殺害。
香港へと逃亡後、国際逮捕され、現在も無期懲役で服役中の
キラー大五郎こと、西川和孝である。

彼と共演すると人気が急落し、様々なトラブルに
巻き込まれてしまう俳優が続出しているのだが、
この当時はまだ、「まさか、この子が・・・?」と、
誰ひとり、疑う人間はいなかった・・・。

しかし、偶然で片付けるには、あまりにも共演者に
不幸が訪れまくっている。嘘だと思うならば、一度検索して
調べてみるといい。

50代で早世、ひとり娘は芸能界入りするも鳴かず飛ばず、
エロビデオ行き。

男に騙され借金まみれ、その後脱がされたあげく、
精神を病み、ブログで知り合った男と結婚。

異常に太る・・・など。・・・怖ろしい。
西川和孝、まさに悪魔の子!!。




評価 ★★★☆☆
nice!(11) 

「マグネロボ ガ・キーン」1976 [テレビ番組関連]

81zfs4hY8YL._SY445_.jpg
〔1976年/日本/東映動画〕





イザール星人の地球侵略が開始された。
だが、その攻撃を予測していた者がいた。
地球システム研究所の花月博士は来たるべき時に備え、
移動要塞研究所・ゴッドフリーダムとマグネロボ・ガ・キーンを
開発していたのだ!。

だが、ガ・キーンを起動・出撃させるためには、
マグネマンと呼ばれる搭乗員が2名必要であった。
花月博士は自分の娘、舞をマグネマン・マイナスに選ぶが、
もう一人のマグネマンであるプラスになりえる身体能力を
持った者が見つからないままであった。

博士は友人である、武術師範・北条の息子であり、
人並み外れた耐電能力を持つ猛(たける)をプラスにと考えた。

だが、父を越える日本一の武道家を目指す猛は、
博士の申し出に耳を貸そうとはしない。

マグネマンが揃わず、ガ・キーンが出撃出来ない状況の中、
イザール星人の操る合成獣が地上に出現した!。
敵わないと知りながらも、ロボットマイティに乗り込み、
基地を飛び出す舞。

絶体絶命の舞の目に映ったのは、ロボットプライザーと、
コクピットの猛の姿であった。
今こそ2人はスイートクロスし、マグネロボ ガ・キーンと合体する!。




1976年(昭和51年)、「鋼鉄ジーグ」に続き、
東映動画(東映アニメーション)、タカラが送る
マグネモシリーズ第2弾!、
男女合体変形合身アニメ「マグネロボ ガ・キーン」。

ジーグに続き、磁石による球体関節を持つ、
合体変型が売りの一作。

本放送当時、このシリーズは放送時間枠が
25分と30分の地域があり、2種類のバージョンが用意された。

東京や大阪など首都圏では、
ニュースを放送するため、25分版。
■オープニング 1分
■本編
■次回予告 15秒

地方の30分枠、再放送用には、
■オープニング 2分
■本編
■次回予告 2分
■エンディング 2分

そのため、主題歌はほぼレコードと同じ、フルサイズが流れ、
次回予告は、時間に余裕があり過ぎてもう喋る事がない!。
延々と来週のストーリーを解説、ネタバレどころではない状況!。

これは1970年代のテレビ朝日系、東映動画製作の作品に
よく見られた現象で、キューティーハニーや、デビルマン、
ミクロイドSなどがすべてこのパターンであった。

本放送ではあのハニーやデビルマンの名エンディングは
聞く事が出来なかったのである。

ガ・キーンやバラタックのエンディングは・・・正直・・・、
長ったらしい。・・・まだやってる・・・という感じ。早よ終われよ、と。
両方見られる現状だからこそ言える贅沢な感想ではある。
当時の子供たちの多くは「おわりの歌」がある事すら、
知らなかったのだから・・・。





評価 ★★★☆☆
nice!(12) 

「ゲームセンターあらし」1982 [テレビ番組関連]

118478700.jpg
〔1982年/日本/シンエイ動画〕





ふだんはさえない出っ歯の少年・石野あらし。
勉強は冴えないが、ひとたびゲーム機に向かうと、
天性の才能が目を覚まし、常識を超えた必殺技が炸裂する!!。

次々と現れる強力なライバルたちとのゲーム対決を経て、
やがて結ばれる友情。見よ!「炎のコマ」が唸りをあげりゃ、
「エレクトリックサンダー」の火花が散る!!。
ゲームセンターあらしの魂の咆哮がキミに聞こえるか?!。




小学館・コロコロコミック誌に1979年より連載された、
すがやみつる先生の漫画作品を原作として、
1982年(昭和57年)よりシンエイ動画がテレビアニメ化。

連載初期はゲームセンターに入り浸る、不良学生。
それも出っ歯のブチャイクな一種異様なキャラクターだったのだが、
連載が進むにつれて、熱血ヒーロー漫画へと進化。

当時のインベーダーゲームブームに乗り、
一躍日本の小学生のヒーローとなる。

現在のコロコロやジャンプの基礎を作ったと言っても
過言ではないと思える設定がとにかくスゴイ!。

あらしの出っ歯はダイヤモンドよりも固い!。
一度、その出っ歯が対戦中に折れてしまい、大ピンチに陥るが、
それは乳歯であり、見る間にニョキニョキ新しい歯が生えて、
危機を脱する!。

母親がつぶやく。
「そう言えば、あらしの歯はまだ生え変わってなかったわ」…と。

その母も仮面をつけて、あらしの前に敵として
立ちはだかる。当然、必殺技を引っ提げて。
母親のガラエ(名前)はおもむろにブラジャーをはぎとり、
垂れた乳を上下左右に振り乱し、ゲーム機のレバーやボタンを操作!。
その名も「秘技ノーブラボイン打ち!!」。

あらしの父・ブラシは職業・秘密諜報員。
滅多に姿を現さず、日本にも滞在しないが、
連載中盤にガラエはいきなり妊娠。

あらしの弟が誕生。その名も・・・、
「とんがらし」。

あらしの仲間も中学生ながら子分50万人(!)の大番長など、
「これはまんがか?!」と叫ばずにはいられない設定の大あらし!。

テレビアニメは半年で終了してしまうのだが、漫画作品は掲載誌を
変えながら、2019年の現在も新作が描かれているという驚異。

強烈過ぎる個性はトラウマとなり、忘れられなくさせるのか。
DV男のように・・・。それは純愛か、純烈か・・・。




評価 ★★★☆☆
nice!(10) 

「恐竜戦隊コセイドン」1978 [テレビ番組関連]

71hD4VFVAZL._SY445_.jpg
〔1978年/日本/円谷プロダクション〕




時空を越えたタイムトラベルが可能になった2001年。
突如日本各地に異常現象が発生した、
それは恐竜たちが栄える時代・白亜紀からの攻撃だった。

恐竜の時代に侵略を始め、歴史を変える事により
現在の地球を手に入れる・・・宇宙からの侵略者、
ゴドメス星人の恐るべき企みであった。

だが、その野望を阻止する組織がここにある。
白亜紀を調査するタイムGメン・コセイドン隊である。

メンバーのひとり、トキ・ゴウは真紅の強化服に身を包み、
正義の戦士・コセイダーとなり、ゴドメス星人に戦いを挑む!。




「ボーンフリー」、「アイゼンボーグ」に続き、
恐竜狂いだった円谷プロダクションが
1978年(昭和53年)に制作・放映した「恐竜戦隊コセイドン」。

・・・やっぱオレたち、アニメじゃないぜ・・・。
特撮畑の人間だぜ!と本来の使命を思い出したかのように、
あれほど意欲を見せていたアニメーションをすべて排除。
本作は完全実写ドラマとなる。

ヒーローの顔がなぜ、こんなに丸いのか?。
それにしても丸顔すぎる。
ただのムーンフェイスではない。

それはこのコセイダーが「弾丸」だからだ。

「人間大砲」と呼ばれるコセイダーは毎回、
戦闘車両から弾丸の鉄砲玉となって目的地に発射される!。
主題歌にも歌われる通り、戦う前から命がけなのだ!。

主役のヒーローを大砲に詰めてブッ放すという荒技は、
なかなかヨソの番組では見られない虐待っぷりである。

ヨソでは見られないと言えば、番組のキャスティングも
これまた一癖も二癖もある・・・いや、個性派が集まった。

戦隊ヒーローの隊長に草野大悟さんを起用。
あの文学座の草野大悟である。
隊員には佐藤蛾次郎(!)。あの、佐藤蛾次郎である。

ほかにも観世栄夫、三景啓司、さらには岸田森までやってくる。
こりゃあもう子ども向けじゃないでしょう?ATG映画一本撮れそう。

濃すぎるキャストではあったが、大して話題にもならず、
番組人気も可もなく不可もなく、それでも一年間という
放送期間を乗り越えて、ここに円谷恐竜三部作は完結をみた。




評価 ★★★☆☆
nice!(11) 

「恐竜大戦争アイゼンボーグ」1977 [テレビ番組関連]

61WgkgEKO2L._SY445_.jpg
〔1977年/日本/円谷プロダクション〕




1986年、6千500万年前に絶滅したはずの恐竜たちが、
超能力を持って現代によみがえり、人類に宣戦布告した。

事故で重傷を負いサイボーグとなった立花愛と善の兄妹は、
地球上のあらゆる生物による攻撃から人類を守るプロジェクトチーム、
D戦隊の仲間たちとともに戦闘マシンを駆って恐竜軍団に立ち向かうのだ。<



「ウルトラマン」シリーズで一世を風靡した円谷プロダクションが、
恐竜に狂いまくった時代に制作した通称、恐竜3部作。
「恐竜探険隊ボーンフリー」に続き、
1977年(昭和52年)より放映開始された
「恐竜大戦争アイゼンボーグ」。

前作同様、人物はアニメーション、それ以外は実写特撮による
合成となっている変わりダネ。
本作はさらにそれを一歩押し進めて、放送中盤より
巨大ヒーロー・アイゼンボーを登場させる。
3fa190117d74ece669f004b7ec560197.jpg
主人公の兄と妹が合体するというだけでも、
なんだか危険な香りが漂うというのに、
妹が兄に向かって叫ぶ!、「私に飛び込んで来て!」。

理性を忘れてなるがままよ!と飛びこむ兄。

すると突然、不思議な現象が発生し、
ムクムクと膨らみだし、巨大化してしまうのだ!。

その理由は本人たちにもわからない・・・らしい・・・。

本作は中東に輸出され国を挙げての国民的大ヒット番組となる。
中でも石油王の息子・皇太子が番組の大ファンで、
金にモノをいわせて、円谷プロに新作の製作を発注!。
新たな着ぐるみが製作され、それが実現するという夢物語が発生。

それが2018年、去年の事である。
やはり世の中、銭や、銭がすべてや。




評価 ★★★☆☆

nice!(11) 

「恐竜探険隊ボーンフリー」1976 [テレビ番組関連]

51VNB2B187L.jpg
〔1976年/日本/円谷プロダクション〕




1996年、地球に接近したアービー彗星に伴う地殻変動によって、
中生代の環境を維持していた地下空洞から恐竜が地上に姿を現した。

国際自然保護連盟は現在の環境に適応できずに死んでいく恐竜達を
保護する目的のため「ボーンフリー隊」を組織する。

ボーンフリー隊は専用の大型探検車ボーンフリー号や
輸送機キャリードンキーなど様々なメカを駆使し、
環境変化や恐竜抹殺を訴える人間たち、
さらには恐竜の密猟者、バトラーたちから
恐竜達を保護するために奮闘するのだ!。




1976年(昭和51年)当時、恐竜に狂っていた
円谷プロダクションが製作し、後に「恐竜大戦争アイゼンボーグ」、
「恐竜戦隊コセイドン」と続き、ファンの間で恐竜3部作と呼ばれる
第1弾がこの「恐竜探険隊ボーンフリー」です。

そう、この当時の日本人は常に何か刺激を求めていた。
ある時はオイルショックでトイレットペーパーの買い占めだったり、
ノストラダムスの大予言だったり、UFOだったり・・・。

1977年4月にはニュージーランドの海洋で日本の漁船が、
いきなり、こんなのを釣りあげ、新聞の1面を飾った。
newnessie6.jpg
これは「ニューネッシー」と名付けられ、
「恐竜は今も生きている!」と日本人に衝撃を与えたが、
不思議な事にこの死骸、日本へは持ち帰られずに、
臭いがくっさいから!という理由で再び、海中に投棄されたという…。

で、あれは恐竜ちゃうちゃう、サメですよ、サ・メ!と発表。

しかしその裏ではこの死骸、旧ソ連が極秘裏に回収し、
今も冷凍保存していると噂される…真相やいかに?。

というぐらい、この当時日本人の間で恐竜はブームだった。
今も「ジュラシックパーク」や「林家パー子」などが話題と
なるところを見ると、日本人は巨大なモノに踏みつぶされたい
欲求が心のどこかにあるのだろう。

踏んで!ぶって!叩いて!という欲求が・・・。



評価 ★★★☆☆
nice!(12) 

「ウルトラファイト」1970 [テレビ番組関連]

61S1EBHVZGL.jpg
〔1970年/日本/円谷プロダクション〕




1970年代初頭、ウルトラQに始まった怪獣ブームも沈静化し、
世間は妖怪、スポ根ブームに暮れていた。

かつて栄華を誇った円谷プロダクションは冬の時代を迎えていた。


円谷プロ内では新作、作りてぇけど予算がねえなぁ・・・。
そんな状況が続いていた。
そうだ!すでに作ってあるヤツでパッケージを変えて
売りつける事は出来ないか?。

そうして誕生したのが本作「ウルトラファイト」。

「ウルトラマン」「ウルトラセブン」から戦闘シーンだけを抜き出し、
編集。それを5分番組として放送を開始した。

まさか、こんなものが・・・と思われた番組は大当たり。
怪獣ブームは完全に燃え尽きてはいなかったのだ!。

ビデオのなかった頃、再放送を待つだけの子どもたちには、
ウルトラマンと怪獣の戦いが毎日見られる、
それはビッグプレゼントであった。

番組は人気を呼び、ありもののフィルムだけでは足りなくなった。

どうすればいいのだろう・・・。予算はないし。

そうだ!余ってる着ぐるみを使って、お手軽に撮影しちゃおうぜ!。
こうして生まれたの「新撮分」と呼ばれる新作。
n-4659-4.jpg
海岸や砂場で、木の棒を持ったウルトラセブンや怪獣が、
ひたすら殴り合う・・・。
20130314013804.jpg
バルタン星人なんて、すでにハサミも捨てて、
素手で木の棒を握りしめている!。

大人の視点で見れば、なんて幼稚で低予算・・・と映る、
この番組が第二次怪獣ブームの牽引車となり、
「帰ってきたウルトラマン」を制作に導いたのであった。

なんでも作ってみるもんだね・・・。おしまい。




評価 ★★★☆☆
nice!(11)  コメント(1) 

「緊急指令10-4・10-10」1972 [テレビ番組関連]

25587_2_XnYufYcnuA.jpg
〔1972年/日本/円谷プロダクション〕




全国各地に原因不明による謎の事件が勃発していた。
城南大学医学部に勤務する毛深い毛利春彦教授は、
趣味のCB無線を通じて、愛好家たちによる捜査隊、
毛利チームと呼ばれる、電波特捜隊を結成して、
事件の謎に迫るのであった。




「ウルトラマン」の円谷プロダクションが放つ、
「怪奇大作戦」で培った恐怖サスペンス路線に、
当時、日本中で一大ブームを巻き起こしていたCB無線を
取り込み1972年(昭和47年)より放映開始した
「緊急指令10-4・10-10」です。

70年代、何が流行った、どれが流行ったと言っても、
「無線」ほど人々の心を捕えたものはないだろう。
ラジオの遠距離受信に命をかけたようなマニアもいれば、
無線で遠く離れた人たちと会話が出来る!。

携帯、スマホが当たり前の現代人には理解できないだろうが、
あのクソでっかい無線機を前に、じつと耳を澄ませ、
雑音混じりの中から、なんとか言葉を聞きとろうとしたあの日々よ。

トラックの運転手なんかも、マイ無線機を自分の愛車に積んでたな。
「トラック野郎」などの映画でもそのなごりの描写が見られる。

違法に強力な出力の無線を積んだトラックが自宅の横を
走ったときにはテレビの画面が乱れたりね。

本作の毛利チームはマニアが勝手に集まった集団であり、
警察組織のような権限はまったくない。
いわば、余計な事に首を突っ込む近所迷惑なチーマーたちだ。

その守備範囲は実に広い。
怪獣、宇宙人、怪奇現象・・・そしてカビ!!。
最終回において担当する事件は非行少女の社会更生だ!。

ここまで我々市民に寄りそう防衛チームもめずらしい。
さすがは人情に厚い、黒沢年男。

番組タイトルの読み方は無線用語で了解しました、
通信終わりますという意味の「緊急指令テンフォーテンテン」。




評価 ★★★☆☆
nice!(15) 
前の10件 | -