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「おにいさまへ…」1991 [テレビアニメ平成]

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〔1991年/日本/手塚プロダクション〕




高校受験を控えた中学生の御苑生奈々子は、
進学教室で講師のアルバイトをしていた
大学生の辺見武彦に「おにいさまになってください」と
申し出て文通を始めることになった。

奈々子は高校生活を「おにいさまへ」の手紙に綴る。

奈々子が入学した青蘭学園高等部は良家の令嬢が集う
名門女子校。入学式の日、学園の特権組織で、
選ばれた生徒のみが入会を許される社交クラブ、
ソロリティの存在を知る。

自分とは無縁の世界と思っていた奈々子だったが、
なぜかクラスメイトの信夫マリ子と共にメンバーに選ばれる。

奈々子は周囲からの嫉妬や噂に苦しむが、
「薫の君」こと折原薫や「サン・ジュストさま」こと
朝霞れいに救われる。
ソロリティ会長の一の宮蕗子もなぜか不自然なまでに奈々子をかばう。
やがて奈々子はれいの孤独な境遇を知り、強く惹かれていく・・・。

そんな中、父親の女性スキャンダルをからかったクラスメイトを
マリ子がナイフで切りつける事件が起こる・・・、




「ベルサイユのばら」の池田理代子先生の手により、
集英社・週刊マーガレット誌上に1974年(昭和49年)より
連載された漫画原作を手塚プロダクションが
1991年(平成3年)に突然のテレビアニメ化。

出崎統、杉野昭夫先生が手掛けた知る人ぞ知る
埋もれた名作「おにいさまへ・・・」。

怖ろしい、怖ろしすぎる「女どもの閉ざされた世界」!!。
実に宝塚向きな設定じゃない?と思うのだが、
ラストに爽快感や華々しさがないので舞台には不向きか・・・。

本作には本編全39話以外に総集編6話分が存在するのだが、
現在まで未ソフト化で再放送もされていない。
早いとこなんとかしてほしいが、すでにブルーレイまで
発売されているので、実現はムズカシそう・・・。




評価 ★★★★☆


nice!(5) 

「大岡越前」第二部 1971 [テレビドラマ昭和]

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〔1971年/日本/C.A.L./東映〕




物語は地方の奉行だった越前が
江戸の新将軍・吉宗の目に留まり
江戸南町奉行として呼ばれるところからはじまる。

享保(1716年~1735年)幕府不振のさなか、
徳川家八代目将軍職についた吉宗は、
享保の大改革を断行。第一に着手したのが、
当時、市政のあらゆる面で沈滞し、人心が頽廃していた
天下のおひざもと江戸八百八町の刷新だった。

吉宗は、かつて権威に屈しないで自分を逮捕したことのある
大岡忠相を町奉行に抜擢、その任務にあたらせたのであった。





1970年(昭和45年)より、「水戸黄門」と並んで
ナショナル劇場を支えたC.A.L.、東映制作による、
これぞまさに「国民的時代劇」!「大岡越前」。

昭和時代のテレビ番組には、現在では不適切とされる表現が
見られ、再放送できないような番組、エピソードも数多く存在する。

この「大岡越前」もシリーズ第1作目の第1話から、
「狂人」「キチガイ」などというパワーワードが飛び交うため、
長年、再放送禁止となっていた。

大岡越前は長期シリーズであるが故に、欠番として
放送されない話数もまた多い。
しかし、時代が流れ、DVD商品の登場により、
「オリジナルを尊重して~」というお断りのもと、
幻となっていたエピソードが続々と復活した・・・のだが、
そんな中でも頑なに陽の目を見ないのが、
本作、第二部、第22話の「幻術師」である。

日本には「触れてはいけない」ものとして、
タブー視されているものが様々あるのだが、
人が3人集まったら話題にしてはいけないもののひとつ、
「宗教問題」に抵触してしまった。

このお話の中で「唯一神霊教」なる悪さをするものが登場するのだが、
制作スタッフの確認ミスからか、「神霊教」という団体が実在した。

当然ながら、悪者にされたほうはいい気分はしない。抗議だ!。

そして、本放送以後、この第22話は二度と放送される事はなかった。

なのに、あぁそれなのに、
第二部がDVDソフト化された際、確認ミスがまたしても発生
(意図的か?)、初回生産分のみ、この話数が混入してしまった。

再び、団体から猛抗議を受け、製品から削除され、
永遠の封印作品と化してしまうのであった・・・。




評価 ★★★☆☆

nice!(12) 

「ザ・スーパーガール」1979 [テレビドラマ昭和]

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〔1979年/日本/東映〕




元刑事の広瀬悠子が立ち上げた女だけで構成された、
探偵事務所「スーパーガールセブン」。

ここに7人の優秀美麗な女性メンバーが集結。
請け負うのは、旦那や妻の不貞、浮気調査から尾行調査、
果ては許せない社会の巨大な悪事、悪党どもを、
お色気とアクションを絡めながら解決して行くのだ!。




1979年(昭和54年)、東京12チャンネル(テレビ東京)系で、
放映開始されたガールズアクションドラマの決定版、
東映株式会社制作による「ザ・スーパーガール」。

かつての人気番組「プレイガール」「プレイガールQ」の路線を引き継ぎ、
リーダー格には「キイハンター」「7人のリブ」などの野際陽子さん、
「スーパーロボット レッドバロン」「緊急指令10-4・10-10」で
活躍した牧れいさんを迎えてアクション面を強化。
70年代後半~80年代にかけての、
東京12チャンネルを代表する一作となりました。

作品自体は悪くないのである。

本作は珍しく、全話数がDVD商品として発売されている。
この商品が悪い。正直言って、言葉は悪いが「クソ」。

定価で買えば54.000円(8%税込)の商品である。
ダイソーで売られる1枚500円の廉価商品ではない。

過去に東映チャンネルで放送されたまんまの旧プリントを使用。
おかげで全編に渡り、画面が退色しまくっている。
この商品のために新たにプリントを起こしたりしていない。
映像特典皆無。解説書やっつけ仕事。ボックスデザイン素人仕事。

商品の仕様については、このベストフィールドという会社の、
ほとんどがコレなので仕方がない。
もう、「出してくれるだけで」ありがたい。
そう思わないとやってられない状況。

そのためか、商品の値崩れがひどい。
定価25.000円程度の商品が半年も待てば3.000円程度で
買えてしまうヒドさ。
発売日に定価で買おうなんて気はまったく起こらない。

本商品で唯一、評価できる点は、
長年、放送自粛され封印作品となっていた、
第43話「トルコ嬢殺人事件」がキチンと漏れずに収録されているところ。

幾度かの再放送でも、この話数だけが放送されずに飛ばされており、
このボックスのおかげでようやく再見することが叶った。
ここだけは本当にありがとう!ベストフィールド。ここだけは。




評価 ★★★☆☆
nice!(10) 

「超力ロボ ガラット」1984 [テレビアニメ昭和]

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〔1984年/日本/日本サンライズ〕




全ての兵器が無くなり戦争が消えて、
平和を取り戻した近未来の地球。

そんな平穏な日々に宇宙の地上げ屋、
宇宙不動産が攻撃を開始した!。
マイケル、パティ、カミルの3人の少年少女は、
AI搭載の通学用ロボットから巨大化した「クルット」、
さらに“ガラッ”と変型したスーパーロボット「ガラット」を使って、
大人たちになり代わり戦う!悪がはびこりゃガラット参上!。




1984年(昭和59年)、名古屋テレビをキーステーションに、
名古屋テレビ系列で放映開始された「超力ロボ ガラット」。

製作は「機動戦士ガンダム」「銀河漂流バイファム」の日本サンライズ。
キャラクターデザインは、「UFO戦士ダイアポロン」、
後の「魔神英雄伝ワタル」を担当する芦田豊雄先生です。

1992年、32歳で急逝した中川勝彦さんが唯一(?)、
声優として主演したテレビアニメ。
・・・だが、先日、かなりの中川勝彦ファンの方にチラリと、
この話題をしたところ、「知らんわ!」と一蹴される。

・・・ワタシの中では「超力ロボ ガラット」、超メジャー作なのだが、
世間的には実はそうでもないのかも知れないと、
実体を思い知らされた一幕であった。

今でこそ、ディフォルメされたギャグ系のロボットが戦う・・・、
というのは普通に存在するが、ギャグメカから、
通常のリアルロボットへ文字通り、ガラっとチェンジするのは、
この当時、実に新しかったのである。

斬新すぎて時代が追いついていなかったのかも知れない・・・。




評価 ★★★☆☆
nice!(13) 

「森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット」1980 [テレビアニメ昭和]

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〔1980年/日本/タツノコプロ〕




森の中で動物たちと楽しく暮らす小人族のファニットは、
温厚で陽気な小さな種族だった。
大親友のベルフィーとリルビットがゆかいな仲間たちと、
森の中で繰り広げる冒険の日々をメルヘンタッチで描く。




下元明子、森田浩光先生によるキャラクターデザインが、
愛らしすぎる「森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット」です。

1980年(昭和55年)、東京12チャンネル(テレビ東京)系で放映開始。
製作は「新造人間キャシャーン」「樫の木モック」など、
ハードSFからメルヘン路線までを手広く手掛けるタツノコプロダクション。

「冒険コロボックル」「とんがり帽子のメモル」「妖精ディック」と、
昔は定期的に登場していた小人=妖精アニメ。

そう、この「小人」が問題で最近はあまり見かけなくなった
ジャンルとなりました。昔は「小人プロレス」なんてのがあり、
スーパーの駐車場なんかに巡業に回っていたものですが、
障害者を差別している!と一部の厳しい団体からクレームがつき、
ついには「小人プロレス」というジャンルが絶滅してしまいました。

本作も、言葉狩り、差別問題がヒートアップしていた、
1990年代に「森の陽気な仲間たち ベルフィーとリルビット」と、
改題された・・・と、あちらこちらの文献で見かけるのですが、
残念ながら、そのバージョンを実際に見かけたことがない・・・。

近年行われた再放送でも、「小人」のままでありました。
「仲間」バージョンが実在するなら、それはかなり貴重かも?。

カムイ外伝や必殺シリーズもせっかく改題したのに、
その後、オリジナルを尊重して~という風潮になり、
改題後のほうはまったく見られなくなってしまいました。
マニアは両方、見たいのが人情なのに・・・。




評価 ★★★☆☆
nice!(13) 

「あしたへアタック!」1977 [テレビアニメ昭和]

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〔1977年/日本/日本アニメーション〕




バレーボール部員がきつすぎる練習中に
死亡する事故が起き、廃部となってしまった橘高校バレー部・・・。

3年の春を迎えた主人公、聖美々はバレー部復活に向けて
活動をはじめる。様々な苦難の末、ついに復活した
バレー部であったが、美々の集めた部員たちは
素人の集団であった。

そこへ現れた転入生・一条明日香。
彼女の秘められた正体は、かつて強豪選手と呼ばれた
過去であった。
美々は明日香を何とかメンバーに加えようとするが・・・。




1977年(昭和52年)放映開始、世界名作劇場などでおなじみ、
日本アニメーション制作によるスポーツ根性アニメーション
「あしたへアタック!」です。

スポ根ブームの夢よ、もう一度・・・同じく、バレーボールを題材とした
ヒット作「サインはV」の神保史郎先生を原案に迎えて、
同時期に盛り上がっていたフジテレビ独占中継による、
バレーボールワールドカップ日本大会に合わせるように、
放映されたのだが、成功とは言えない2クールに満たない
話数で終了してしまった。

物語展開がよく言えばリアル、悪く言えば地味。

過去のスポ根番組における人気作はいずれも、
人間離れした必殺技や、
ありえない超絶ドラマがヒットの要因だと思われる。

残念ながら本作には「ありえない」が欠けていた。
全体的に見ても、この時期の日本アニメーション作品にしては、
作画も非常に良く、あと一歩!が今でも惜しまれる一作。




評価 ★★★☆☆
nice!(15) 

「永遠のヒーロー」2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本〕




科学の進歩により、人体の能力を最大限まで引き出す
改造人間技術が発達した世界。

その技術を悪用する怪人が現れ、市民の生活と安全を
おびやかすようになっていた。

この緊急事態に日本政府は警察庁内に外部機関として
怪人対策室を設置。最新科学技術を駆使した
ヒーロースーツを開発し、怪人たちに対応している。

中でも怪人検挙数トップを誇るのが“レッドライガー”こと
怪人対策室警部・大場博人だった。

日々、さまざまな怪人たちを撃退し、
世界の平和を守っている大場だが仕事が忙しすぎて、
世界で一番大事な娘・亜希となかなか会えず、
テレビ電話で会話することだけが毎日の息抜きとなっていた。

来年こそ、定年を機に娘とゆっくり暮らせると思っていたが、
怪人・マスターカイザーから世界を揺るがすテロ予告が届く・・・。





「世にも奇妙な物語 ‘19 雨の特別編」の一編として
放送された作品。郷ひろみさんが変身ヒーローを演じる、
と特撮ファンの間で話題になっていた。

いや、
上白石萌音さんがご出演とアイドルファンの間で超話題に
なっていた一作。

今や倫理的にとかコンプライアンスがどうとかで、
子供番組内では「人間を改造する」ことを描くのが
ムズかしくなっている。

そのため、改造人間の代表格である「仮面ライダー」すらも、
普通の人間が「不思議な力」でとか、
「鍛えて」とか「なんだかわかんないけど」とかいう半ば屁理屈で
変身して日々、怪人と戦い続けている。

相手の怪人も血しぶきをあげて死んだりしない。
キラキラの光に包まれて消えていったり・・・。

「直接の死」というのも映像で見せるのが困難となっている。

そんな中、「人間を改造してヒーロー化する警察組織」の
一員として、レッドライガーは登場する。

仕事が忙しすぎてあまりにも娘と会えないため、
思い余った主人公はついにまとまった休暇をもらい、
サプライズで自宅へと帰る。

だが、自宅のあった場所は空き地になっており、
娘の姿はなかった・・・。

混乱の中、上司を問い詰める郷ひろみ。
「ボクは元ジャニーズですよ!!」。

そこで驚愕の事実が知らされる。

改造手術を受け、ヒーロー化した署員は全て、
戦いへのモチベーションをあげるため、架空の記憶を
植えつけられ、架空の家族、架空の恋人、架空の境遇を
信じ込まされて、日々任務に励んでいたのだ。

郷ひろみが毎夜、テレビ電話で話していた娘ですらも、
すべてAIだったというのだ。

信じられないひろみ。

確かにこの手に抱いて、育てて来た娘だ・・・、
AIなんかじゃない!。

だが、そのぬくもりの記憶ですら「作られたもの」だったのだ。

失意の中、ひろみのスマホが鳴った。娘からだった・・・。

物語は二転三転しながら、救われないラストを迎える。

だが、ひろみは今日もまた明るく出勤し、怪人退治に向かう。
ネタバレとなるので、これ以上はやめておきましょう。

レッドライガー、一回こっきりで終わらせるには、
もったいないスーツ。ご当地ヒーローレベルとしては中の上でした。




評価 ★★★☆☆
nice!(12) 

「ベン・イズ・バック」2018 [映画・洋画]

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〔2018年/アメリカ〕





クリスマス・イブの朝、この家の長男、ベン・バーンズ19歳が
実家に突然戻ってきた。驚く家族たち・・・。

ベンは薬物依存症の治療施設ダルクを抜け出し、
帰ってきたのだった。久々の再会に母、ホリーは喜び、
温かく彼を迎え入れた。

しかし、妹アのイヴィーと義父のニールは、
去年起こった、クリスマスの悪夢を忘れてはいなかった・・・。
再びベンが問題を起こし、自分たちの平和な生活を
脅かすのではと不安に駆られるのだった。

しかし、今夜はクリスマス。
ベンにはホリーの監視を条件に、
一日だけ家族と過ごすことを認める。

監視下の中、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、
家の中が何者かに荒らされ、一家の愛犬が忽然と消えていた。

やはりベンは家庭に不幸をもたらす悪魔なのか・・・。




劇場で観た。


学校の体育館で三角座りして見せられた啓発映画のようだった。

息子は興味本位や不良行為から
違法薬物に手を出した訳ではない。
そのきっかけは、病院での過剰な痛み止めの投与によるもの。
それがきっかけだった。

依存症となった息子は薬物を友人にまで勧め、
次々と不幸の連鎖を生みだしてゆく・・・。

「あなたを信じてる」「あなたを愛してる」と繰り返す母親だが、
ヤク中の息子の事はなーんも信用しちゃあいないようだ。

いきなり家に戻って来た息子を見つけた時も、
表向きは「うれしい!」「クリスマスにあなたがいることが、
最高のプレゼントよ!」などとクチにするが、
室内にあるアルコールや薬品を息子の目に入らないように
すばやく隠し、自分の視界から息子が消えると大騒ぎ!。

少しでも目を離すと、息子はまた薬に手を出してしまう。

だが決して、愛していないのではない。
愛しているからこそ、裏切られるのが怖いのであろう。

最終的に息子はまた薬物に手を出してしまう。

しかしそれは、自らの快楽のためではなく、
すべてを終わらせるために。

薬物依存から抜け出すというのは並大抵ではないようだ。
タバコすらやめることはムズカシイのである。

本人ですら止められたように思っていても、
常に誘惑はつきまとう。
スマホ、インターネットで薬物が簡単に手に入る時代。
少しぐらいなら・・・。

これはもう人生をかけた戦いとなるのであろう。

だから、この映画にもラストシーンというものはない。
この母子、この家庭の戦いはこれからも続いてゆく・・・。




評価 ★★★☆☆
nice!(8) 

「白熱 デッドヒート」1977 [映画・邦画]

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〔1977年/日本/東宝〕



新庄卓と亮は、ガソリンスタンドに勤める友人同志で
大のカーマニアであった。

卓には、恋人の沙智がいた。
そんなある夜、三人の乗ったチェリーX-1は、
名古屋ナンバーで、通称“幼”と呼ばれる、
スカイラインGTと競い合って、破れ去る。

その雪辱を果たすため、亮は再度、ファントムに挑戦するが、
逆にいたぶられ、あげくには殺されてしまった。

卓は、亮の保険金一千万円で、セリカLBを大改造し
ファントムと互角、いや、それ以上の性能を持つ
ターボ仕様へと大改造する。
沙智の制止を振り切り、名古屋のファントムのところへと向う卓・・・。

本映画史上最大級のカーアクションと評価され、
当時から現在まで人気を保ち続ける国産カーの壮絶バトルが炸裂!。




映画本編そのものよりも、発売されたDVD商品の
仕様がすばらしい。本作は完成原版がスタンダードサイズであり、
上映時に上下をトリミングしたビスタサイズで上映されたという経歴を持つ。

商品では残されたオリジナルネガより、両方のバージョンを収録!。
つまり同じディスクに画面サイズの違う、
まったく同じ本編が二つ収録されている。

スタンダードサイズで製作され、上映時に上下を隠して横長の
ビスタサイズにした・・・という作品が結構あるのですが、
「白熱 デッドヒート」のように、両方が楽しめる・・・という
作品はあまりないのです。

「銀河鉄道999」あたりも高画質で、オリジナルで見たいよね~。

でも、この「オリジナル」というのがクセモノで、
「劇場上映時の画面サイズこそオリジナル!」と断言する人もいれば、
「いや、もともとある映像をカットしているのだから、
制作時の状態こそオリジナル!」と叫ぶ人もいる。

人間、隠された部分を見たがる気持ちはわからんでもないけれど。

だからこそ、見る者が選べる環境になるのが一番良いのですが、
そもそも普通の人は、画面のサイズなんか気にしねーよ!、
という訳で。




評価 ★★★☆☆
nice!(14) 

「海底超特急マリンエクスプレス」1979 [テレビアニメ昭和]

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〔1979年/日本/手塚プロダクション〕





西暦2202年、太平洋を横断する海底超特急が完成し、
試運転の日を迎えることになった。

開発者であるナーゼンコップ博士の息子ロックが
列車の運転士となり、出発したマリンエクスプレスの
車内には殺人事件の犯人を追う私立探偵の
ヒゲオヤジを始め一癖も二癖もある連中が乗り込んでいた。

やがて運航中に次々と問題が発生し、乗客それぞれの
思惑が明るみに出る中、ロックは途方もない輩を
相手にすることになる。

大惨事に見舞われそうになったと瞬間、
列車は途方もない時間の旅へと連れていかれてしまう・・・。





24時間テレビ・愛は地球を救うオリジナルアニメ第2弾!。
手塚治虫版「オリエンタル急行殺人事件」とも言える
本作は、手塚先生お得意のスターシステムにより、
鉄腕アトム、リボンの騎士のサファイヤ、写楽、
ブラックジャックなど、有名キャラクターが勢揃いの
まさにお祭り騒ぎ的娯楽作。

前年で地獄を見たハズの製作現場の悪夢再び・・・。

今回も放送中に手塚先生がラストシーンの絵コンテを
描いていたと言う都市伝説が・・・。
これはいくらなんでも「ありえない」。

実際のところ、現場スケジュールは押しに押しながらも、
一応フィルムは完成した・・・のだが、音声部分のフィルムへの
焼き込みが間に合わず、テレビ放送に合わせて、
シネテープ(別の音声素材)をシンクロさせて流した・・・という。

いくらなんでも、これで手塚先生も懲りたろうと、
誰もが思ったのであるが、本作もまた高視聴率を記録。

手塚先生、来年もひとつ、よろしくお願いしますよ、
と、日本テレビから悪魔のささやきが・・・。



評価 ★★★☆☆

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